当サイトにて不定期でお届けしている、オラクルカードレビューシリーズ。
今回は【フェアリータロットカード】をご紹介していきます。
こちらのカードは、元々はスピリチュアル分野の第一人者として活躍したドリーン・バーチュー氏とラドリー・バレンタイン氏の共著でしたが、ドリーン氏がオラクルカード事業から撤退したことから、2024年1月にラドリー氏の単著としてリニューアルしました。
位置づけとしてはタロットカードですが、オラクルカード的な使い方もできる、いわば二刀流タイプ。
エンジェルタロットとはまた違うオーラがあって、とても可愛らしい雰囲気のカードに仕上がっていますよ。
それでは、詳しくみていきましょう。
【春夏秋冬】で表現されたカードの世界観
フェアリータロットカードは、私たち人間に近しい存在といわれる妖精たちが織りなす世界観が満載のタロットです。
エンジェルタロットカードの地のスートでも妖精がクローズアップされていましたが、こちらのフェアリータロットは、妖精たちの仕草や表情がさらに細かく描かれているのが魅力的です。
小アルカナは『春・夏・秋・冬』の四季を用いて表現されており、それぞれの季節感がしっかりと出ているので、日本人の私たちにもなじみやすいテイストになっています。
フェアリータロットで1枚引きリーディング
それではここで、フェアリータロットを使ってワンオラクルリーディングをしてみましょう。
引いたカードはこちらです。
【Princess of Summer 夏のプリンセス】
穏やか、繊細、親切、経験不足
新しい関係あるいは感情的な経験 社交行事への招待 心配事を相談できる 思いやり深い友人夏のプリンセスは穏やかで繊細です。彼女は人とつき合うことにとても興味がありますが、かなりの恥ずかしがり屋かもしれません。
(中略)
あなたが両手を広げ、心を開いて近づけば、彼女は喜んであなたを抱きしめ、自分の人生へと招き入れるでしょう。彼女は深い思いやりを持って、あなたの不安な気持ちを熱心に聞いてくれるはずです(夏のプリンセスがそばにいれば、もう一人で泣く必要はありません)。ただ、彼女は人生経験が少ないということを覚えていてください。このプリンセスは、自分の感情によってあらゆることを認識します。ですから、物事をじっくり考える暇はないかもしれません。
フェアリータロットカード・ガイドブックより引用
小さな夏の妖精のプリンセスが、こちらをじっと見つめているのが印象的なカード。
まるでこちらの動向を伺っているかのように、静かな時間が流れているような雰囲気を感じます。
心をオープンにしていくことで、新しい世界への扉を開くチャンスが巡ってくるのかもしれませんね。
【まとめ】フェアリータロットカードの総合評価
それでは最後に、フェアリーオラクルカードの評価をしていきたいと思います。
絵柄の美しさが映えているので、絵柄のシンボルなどからイメージを膨らませながら、幅広くリーディングが出来るカードに仕上がっています。
ただ、キングやクイーンなどが描かれているコートカードは、単語やキーワード重視の解説がメインとなっていて、どちらかというと抽象的な感じなので、タロットにあまりなじみが無い方は少々難しく感じられるかもしれません。
しかしながら、一般的なタロットと比べると怖い要素はほとんどなく、逆位置の解釈がないので初心者でも使いやすいと思います。
フェアリータロットカードは『自尊心を高めるのをサポートする』というのを目的に作られたカードとのこと。
自分に自信が持てずにいる方、自分のことをもっと好きになりたい方におすすめしたいカードといえそうです。
この記事を読んで興味を持って頂けましたら、ぜひ実際にカードを手に取ってみてくださいね。
以上、フェアリータロットカードのレビューをお届けしました。
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