近年、オラクルカードを使ったリーディングが注目を集めています。
オラクルカードは一見タロットカードとよく似ているのですが、実は異なる性質を持つカードです。
そんなオラクルカードについて「怪しいものじゃないの?」「占いと何が違うの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、オラクルカードとは何か、怪しいのかどうか、占いとの違い、初心者でも安心して使える理由、種類や選び方などについて詳しく解説します。
オラクルカードの魅力を理解し、ぜひお役立ていただければ幸いです。
オラクルカードって何?怪しくないの?
まず始めに『オラクルカードとは、いったいどういったものなのか?』について解説していきます。
オラクルカードの「オラクル(Oracle)」という単語を直訳すると『ご神託』という意味になります。
神託と言われてもよく分からない方の為に、改めてその意味を辞書で調べてみました。
神が自分の判断や意志を巫女 (みこ) などの仲介者、あるいは夢・占いなどによって知らせること。
神のお告げ。託宣。「神託が下る」
goo辞書【神託(しんたく)の意味・解説】
オラクルカードのなかでも特に代表的なものとして挙げられるのが、天使をモチーフとした『エンジェルカード』ですが、これは『天使が、三次元の世界で生きる人間と、高次元にいらっしゃる神様の間をつなぐメッセンジャーの役割を果たしていた』という背景があるからです。
つまりオラクルカードは、我々を導き、サポートしてくれる高次の存在たちからのガイダンスを受け取る為に欠かせないメッセージツールといえるでしょう。
よりシンプルな例え方をすると『自分の手でいつでも気軽に引けるおみくじ』といったところでしょうか。
絵柄や言葉が描かれたカードをシャッフルし、引いたカードの意味を解釈することで、自分自身や周囲の状況、未来への指針などを導き出すことができます。
オラクルカードリーディングと占いの違いとは?
オラクルカードリーディングと占いは、どちらも直感やインスピレーションを用いて情報を導き出すという点で共通しています。
しかし、いくつかの重要な違いがあります。
カード占いとしてポピュラーである、タロット占いと比較していきます。
占いは、未来を予測したり、吉凶を判断したりすることに重点が置かれます。
また古くからの伝統があり、あらかじめ形式が決められたものを用いることが多いため、カードの組み合わせや配置によって意味を解釈することが多いです。
一方、オラクルカードリーディングは、自分自身を理解し、内なる導きを得ることに重点が置かれますので、占いのように未来を断定するものではありません。
直感やインスピレーションを重視し、カードに描かれた絵柄や言葉から自由にメッセージを受け取ります。
オラクルカードは様々なテーマやデザインのものがあり、その種類は日々増え続けています。
オラクルカードはインスピレーションでアドバイスを受け取る
オラクルカードリーディングは、論理的な思考ではなく、直感やインスピレーションを重視します。
カードを引いたときに感じる第一印象や、心に浮かぶ言葉こそが、あなたにとって大切なメッセージとなります。
カードの意味を深く理解しようと考えすぎるのではなく、感じたままを受け取ることが重要です。
かと言って、オラクルカードからもらったアドバイス全てに従わなくてはいけないというわけではありませんし、そのアドバイスを実生活に生かしていくかどうかも、あなたの捉え方次第です。
自分以外の第三者によって人生の方向性を決定づけてもらうような、他力本願的な要素は含みませんので、常に自分主体の考え方を持つことが大切になってきます。
オラクルカードは『当たる』『外れる』とは言わない
前章でもお伝えしましたが、オラクルカードはリーディングを受ける人の未来を決定づけるものではありません。
あくまでも、今のあなたにとって必要なメッセージを受け取るためのツールですので、基本的に「当たる」「外れる」という概念は、オラクルカードリーディングには当てはまりません。
カードに描かれたメッセージは、様々な解釈が可能です。
大切なのは、カードを通して受け取ったメッセージを自分自身に照らし合わせ、どのように行動していくかを考えることです。
オラクルカードは初心者に優しい!その理由は?
オラクルカードは、占いと比べて敷居が低いと言われています。その理由は以下の通りです。
①シンプルなルールで分かりやすい
オラクルカードの使い方はとてもシンプルで、カードを引いて意味を読むだけなので、難しい知識は必要ありません。
霊感などの特殊能力などは必要ありません。
カードを通して、内なる声に耳を傾けることで、自分にとって大切な価値観に気付くことができるなど、オラクルカードリーディングは、自分自身と向き合うための貴重な時間となるでしょう。
②カードの種類がとても豊富
オラクルカードは、日本国内で販売されているだけでも100種類以上あると言われており、今も現在進行形で新作が続々と発売されています。
天使や妖精、動物などをモチーフにしたものや、神様にまつわるカードをはじめ、我々にも身近なお花や動物をテーマにしたカードなど、種類が豊富に揃っているのがオラクルカードの特徴です。
絵柄のテイストや、カードが持つメインテーマなど、好みに応じてチョイスできるので、自分に合ったものを見つけやすいというメリットがあります。
③カードの意味を詳しく解説しているガイドブックがついている
ほとんどのオラクルカードには、カードの意味を詳しく解説したガイドブックがついています。
解説書には、リーディングの方法やカードの活用例なども掲載されていますので、初心者の方でも安心してオラクルカードを楽しむことができます。
カードの種類によっては、絵柄のほうにもその意味を文字で記しているものがありますが、海外製のカードですと英語で書かれているものが大半ですので、英語力に自信が無いと、その意味を把握するのが難しくなってしまいます。
しかしながら、日本語版のものでしたらガイドブックも当然日本語ですので、カードの意味をひとつひとつ理解しながらリーディングを進めていくことが出来ます。
書籍やウェブサイトでリーディング方法を学ぶことができるので、独学でもオラクルカードリーディングを楽しめるでしょう。
【まとめ】オラクルカードは良きアドバイザー
オラクルカードは、誰でも簡単に始めることができるスピリチュアルツールです。
オラクルカードを活用することで、以下のような メリットを得ることができます。
・自分自身を理解し、内なる導きを得る
・問題解決の糸口を見つける
・創造性を高め、新しいアイデアを生み出す
・自分にとって大切な価値観に気付く
・自分らしく生きるための勇気をもらう
オラクルカードを上手に活用すれば、あなたの人生をより良い方向へと導く良きアドバイザーとなってくれることでしょう。
興味のある方は、ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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