『おひとりさま』
今でこそ、普通に使われるようになってきたこの言葉。
私も何気なく口にしてきたけど、おひとりさまって言い始めたのは、一体どこの誰なんだろう?
その辺を詳しく知りたくなったので、調べてみることにした。
『おひとりさま』を最初に提唱したのは女性ジャーナリスト
『おひとりさま』というワードを考案したのは誰なのかを調べるため、さっそく検索。
すると、とても分かりやすい記事を発見。
そのまま引用させて頂くと…
「おひとりさま」という言葉を広めたのは、ジャーナリストとして有名な、故・岩下久美子さん。
著書『おひとりさま』(中央公論新社)で「個が確立出来た大人の女性」、「仕事も恋もサクセスする為の、身につけるべき生き方の哲学」「individual (個々の、個人のという意)」「自他共生していく為のひとつの知恵」と定義をしました。
岩下さんが2001年に事故で亡くなられた後も受け継がれ、2005年「ユーキャン新語・流行語大賞」に「おひとりさま」がノミネートされたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
精神的に自立して、1人で行動する事を楽しんでいるのが「おひとりさま」です。
一人で行動する事をマイナスのイメージではなく、自立した女性としてポジティブに捉えた言葉です。
(【公式】エクシオスペシャルパーティー・HPより引用)
2001年に岩下さんがご逝去されてからも、おひとりさまの概念を広く普及させようと、マーケティング評論家でフリーライターの牛窪恵さんや、エッセイストの葉石かおりさんなどが、おひとりさまをテーマとした著書を出版。
そして2005年に新語・流行語大賞におひとりさまがノミネートされて以降、急速にその言葉が広まっていったようだ。
確か、おひとりさまっていうドラマも放送されていたっけ。
おひとりさまと自分から言うのは気が引ける
おひとりさま女子の本来の意味は、決して『孤独』とか『ぼっち』、『婚期を逃した残念な人』といったマイナスなものではなく、『女性らしいしなやかさがありつつも芯のある人』『自分の人生に誇りを持っている人』なんだなと思った。
私もそんな聡明な女性になれるなら是非なってみたいけど、素の私を知っている人から見たら、どの口が言ってるんだと思われそうだ。
しかし、おひとりさまといい、独身貴族という言葉といい、なぜ独身者を表すときはやたら風格を感じさせるような表現を用いるのだろう。
遠回しにディスられてるのか何なのか…。
私はおひとり様という言葉を自ら使うのは、どうも気が引けてしまう。
でも便利な言葉だから、ついつい使っちゃうけど。