我が家の台所には、使い捨てのスプーンや割り箸がかなりたまっている。
コンビニやスーパーでお弁当やお惣菜などを買ったときにもらってきて結局使わず、「いつか必要になったら使うだろう」と思って取っておくのだが。
それが積もりに積もって、収納場所を占領し始めた。
もったいない精神があるのは良いことだけど、何やら違う方向に働いてしまっているような気が…。
冷蔵庫のスペースに陣取る使い捨てスプーン集団
特に数が多くなりすぎてほとほと困っているのは、アイスクリーム用の木製の使い捨てスプーン。
冷凍庫の奥の方を見てみると、こんなありさまになっていた。
何なら食材よりも、スプーンのほうが多いんじゃないかな?
こんな大量にスプーンをストックしておかなければいけないほど、うちではそんなにアイスを食べる習慣がないし、ましてやカップアイスなどは月に1~2度食べる程度。
夏場ならまだしも、涼しくなってきたらますます食べる機会が少なくなる。
さすがにこんなにたくさん要らんやろ。と思ったので、何とか減らす方法は無いか考えてみた。
使い捨ての物たちを減らすための対策
①必要のないものはもらわない
まずは何といってもここからだ。
スーパーやコンビニのレジで「スプーンはご入り用ですか?」と聞かれたら、キッパリと断る。
何なら聞かれる前に「スプーンはいりません!」という旨をサラッと伝えられれば尚良し。
家に帰れば自分用のお箸やスプーンがいくらでもあるんだから、そちらを使えばいい。
でもお弁当などの種類によっては、最初からあらかじめ付いていることもあるので、そういう場合はムダに取っておかずに、その場で使い切ってしまうことにする。
②他の何かに活用できないか、方法を模索する
次に、他に何か使い道がないか、脳内をフル回転させてアイデアを絞り出す。
先ほどの大量のアイススプーンを消費するために、私がいま実践しているのは、「バターナイフの代用として使う」こと。
私は毎朝パン食なので、トーストにジャムやバターなどをつけて食べることが多い。
そこで、アイススプーンの出番。
バターナイフの代わりに、使い捨てスプーンを使ってパンに塗る。
使ったスプーンはそのままゴミ箱へポイできるので、洗い物を少しだけ減らせる。
朝の一番忙しい時間帯に、ちまちまバターナイフなんて洗っていられないだろう。
というのは半分冗談だが、バターナイフについたジャムやバターの汚れって、地味にベタベタするから洗うのに手間がかかるし。
毎朝のことなので、コツコツ積み重ねていけば、洗剤と水道代の節約にもつながるかもしれない…という期待も込めて。
大切な資源を守るために無駄なものを減らしていく
いらないものは持たない。増やさない。ということを心掛けているつもりだったが、自分にはまだまだ無駄が多いなということを改めて思い知らされる。
特に今はプラスチック製ストローの使用削減など、環境に配慮した活動がますます盛んになりつつある。
木製の割り箸や使い捨てスプーンなども例外ではないと思うので、貴重な資源を守るためにも、小さなことからコツコツと取り組んでいきたいと思う。