サバ缶のブームはなぜ終わらない?スーパーで品薄状態が続く理由とは

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今まさに一大ブームを巻き起こしている『鯖缶』

2018年『今年の一皿』でもサバが選ばれるなど、多くの注目を集めている。

 

【やっぱり】2018年の「今年の一皿」は「鯖(さば)」!! - レタスクラブニュース
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サバ缶といえば缶詰の中でも定番中の定番で、スーパーに並んでいるのが当たり前の存在だったのに、今はスーパーにもコンビニにもどこに行ってもサバ缶が無いっ!!

うちの近所のスーパーでも、いつもならサバ缶が並んでいるはずの陳列棚が、どこを見てもすっからかん。

水煮味噌煮も何にもない状態が、もう数ヶ月続いている。

これまでは庶民の味方だったサバ缶が、いまやなかなか手に入らない稀少な存在になってしまった。

何だか随分遠いところへ行ってしまったような気がして、一抹の寂しさを感じずにはいられない…

このサバ缶ブーム、いったいいつまで続くのだろう。

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そもそもサバ缶ブームはいつから起こったのか?

サバ缶ブームの大きなきっかけとなったのは、2013年に放送されたとあるテレビ番組だと言われている。

サバ缶が売れまくる原因になったとされる番組は2013年7月30日放送の朝日放送「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」の特集「やせるホルモンで病の元凶【肥満】を解消SP」。

まず、スリムな人が多いという山形県村山市の食生活を紹介し、スーパーで買い物をする人の特徴はサバ缶を買うことであり、サバ缶を使った料理を市民はたくさん食べているとした。

(『JCASTニュース』より引用。 全文はこちら↓)

「サバ缶」が売れすぎてスーパー品薄、売り切れ またもやTVのダイエット特集で買い物客が殺到!!!
「近所のスーパーからサバ缶が消えた」「サンマ缶ばかりだ」―――ツイッターで「サバ缶」がスーパーで買えなくなったという報告が相次いでいる。実際に都内のスーパーに問い合わせると売り切れていたり、一人一缶のみという制限がかかっていたりするところもある。

 

『サバ缶を食べれば痩せる!』という噂が一気に広まり、スーパーからサバ缶が消えるという現象が続出したらしい。

私は当時この番組を見ていなかったこともあり、サバ缶がここまで売れたのは正直あまり記憶にないが、このテレビ放映がサバ缶ブームに火をつけたのは間違いなさそうだ。

サバの栄養素や缶詰めならではのメリットに注目が集まる

その後も、あらゆるテレビ番組でサバ缶特集が組まれるなどして、ますますサバ缶ブームが活性化。

サバは、オメガ3と呼ばれる良質な油が含まれており、『DHA』『EPA』などといった栄養素の含有量が青魚のなかでもトップクラスで、なおかつヘルシー。

また、水揚げされて間もない鮮度の良い鯖を手早く骨まで丸ごと加工するという製造方法も注目され、新鮮なサバの栄養を逃すことなくそのまま摂取できるというメリットが、健康志向の人達の関心を集めているのだろう。

特に水煮は、味噌煮と比べると塩分が控えめで、調理する際もさまざまなアレンジが効くということから、爆売れの状態が続いているようだ。

確かにレシピサイトなどを見ると、サバ缶を使ったカレーや炊き込みご飯など、多種多様なお料理のレシピが載っており、その人気の高さが伺える。

サバ缶の地味なイメージを覆すオシャレなサバ缶の登場

近年このサバ缶ブームを受けて、サバ缶を製造販売している企業もそれぞれ工夫を凝らした商品を展開し始めている。

その先駆けとなったのは、カラフルなパッケージが特徴的な『サヴァ缶』

こちらは国産のサバをオリーブオイル漬けにしたものだ。

他にもさまざまなメーカーが、トマトやガーリック、レモンバジルなど、洋風の味付けのものを中心に売り出している。

このオシャレかつ斬新な鯖缶たちの登場で、今までの地味なイメージを見事に払拭。

まさに『映える』ということで、インスタ女子や健康や美容に気をつかう若い女性からの支持を集め、サバ缶ブームをさらに後押しした形だ。

サバ缶ブームの終焉の兆しはまだ見えないかも

このように、全ての世代から愛される存在となりつつあるサバ缶。

サバ缶の生産量は年々右肩上がりで、これまで売上トップを占めていたあの『ツナ缶』をついに上回ってしまったというから驚きだ。

いや、ツナ缶も美味しいですよ。

ツナ缶にはツナ缶にしかない良さがあるし、まだまだ負けてないと思う。

でも、サバ缶の流行も、この調子だとしばらくおさまりそうにないかも。

2018年は全国的にサバが不漁で高値の傾向にあることから、サバ缶の需要に対して生産が追いついていない状況が続いているから。

2019年こそは、みんながサバ缶をお手頃に入手できるよう、身近な存在に戻ってくれることを願いたい。

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