【朝食はパンかご飯か】割合が多いのはどっち?調査結果が実に興味深かった

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あなたの朝食はパン派?それともご飯派?

私の朝食はというと、かれこれずっとパンを食べているけれど、でもたまに食べるご飯メインの朝食も、なかなか乙なものだなと思ったりする。

日本人なんだから朝食はご飯に限る!とか、パンの方が手軽に食べられるじゃん!とか、朝食のパンVSご飯論争は事あるごとに繰り広げられてきたが、最近の朝食事情はどのようになっているのだろう。

先日、「オレンジページくらし予報」と「イマドキファミリー研究プロジェクト」が『イマドキ家族の食事に関する共同研究』と題して、現代のリアルな朝食の実態に関する調査を行ったそうだ。

この調査結果がとても興味深いものだったので、ここで皆さんにもシェアしていきたいと思う。

※ちなみに元記事はこちら↓

調査データや画像等は、プレスリリース『アットプレス』さんよりお借りしている。

「朝食はパンが多い」51.1% 朝の時短はメニューの「パターン化」にあり! 究極は、栄養&時短がかなう「オールインワン朝食」!?
<次のくらし>を読み解く「オレンジページくらし予報」と、子育て家族のリアルな本音やニーズを探る「ジェイアール東日本企画イマドキファミリー研究プロジェクト」が、国内在住で小学…

 

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パンVSご飯。朝食の主役の座を制する勝者はどちら?

朝食の定番は、パンかご飯か。

この調査においては、僅差で『パン派』に軍配が上がったようだ。

「朝食はパンが多い」51.1%、以前よりも「パンが増えた」32.2%

まず、平日の朝食でいちばん多く食べる主食(炭水化物)についてきいてみると、「パンが多い」51.1%、「ご飯が多い」41.1%と、パン派のほうがやや優勢のようです。

以前と食べる頻度を比較したところ、パンが「増えた」32.2%、「変わらない」49.7%、「減った」は18.1%。それに対して、ご飯が「増えた」21.5%、「変わらない」54.8%、「減った」23.7%。

こちらも、パンを食べる頻度が増えた人のほうが多いことがわかりました。

朝食にパンを食べる割合が増えた人は、「簡単に食べられるから」と調理の手軽さを挙げる人が圧倒的に多かったのに対し、ご飯の割合が増えたという人は「健康によいから」という意見が多かったそう。

主食がご飯だと、主菜や副菜も味噌汁や焼き魚などの和食になる割合が自然と増えてくるだろう。

健康志向の人達に和食が見直されている今だからこそ、健康のことを考えて朝食にもご飯を食べようという人が多いのかもしれない。

朝食メニューの定番化で『時短』を実現する家庭が多い傾向に

続いて「朝食のメニューに、自分なりの定番やパターンがあるか?」との問いには、『ある』と回答した人の割合が実に97.2%に上ったそう。

パン朝食のお供は、レタスやトマトなどの野菜やソーセージなど、メニューをある程度決めている様子がうかがえる。

こういった「パターン化」の背景には「時短」への強いニーズが隠れている。

朝食のメニューを固定化することで、献立に悩む時間や調理にかかる時間を少しでも短くしたい!という考えをもっている主婦が多いようだ。

その一方で、朝食のパターン化に対して、専業主婦と共働きの人とでは、それぞれ違った思いを抱いている背景があるらしく…

「わが家の朝食にタイトルをつけるとしたら?」という問いに、

専業主婦は、「チンするだけでごめんなさい」「お弁当とかぶってごめんなさい」など、「ごめんなさい」という言葉が挙がっており、現状に対して「きちんとできていない」と引け目を感じていることがうかがえます。

いっぽう、共働きの人は、「ワンプレート」「ワンパターン」「マンネリ」といった言葉が並びつつも、「毎日違うメニューを出すなんて無理」といったコメントが見られるなど、合理的な割り切りが感じられました。

働く主婦よりも専業主婦のほうが、朝食がワンパターン化していることに対しての罪悪感が大きいようだ。

私はそこまで引け目を感じなくても…と思うけどなぁ。

毎日欠かさず朝食を用意してくれる。それだけでも十分ありがたいではないか。

同じメニューが続くことに文句や不満があるんなら、自分で作れよって話だ。

朝はみんなバタバタしてて、何かと忙しい。

だから少しでも手間を省いて、限られた時間を効率よく使いたい。

そんな考えを持っている人が多いのは頷ける。

まあ私の場合、時短をする目的は、少しでも遅くまで寝ていたいという怠け者ならではの思考しかないんだけど。

目指すところは「オールインワン朝食」?

この調査で、意外な存在感を見せつけていたのが「グラノーラ」

冒頭のグラフを見てみると、グラノーラを朝食の主食にしているという人は1.7%と少なめだったが、ヨーグルトなどのトッピングとして使っている人は割と多かったよう。

アンケート調査でも、「グラノーラを朝食に出したことがある」人は52.2%と半数を超え、グラノーラを朝食として積極的に取り入れていきたいという考えの人が目立っていたようだ。

以下のグラフからも、そのような傾向がうかがえる。

確かにグラノーラは焼いたり煮たりなどの調理をする必要がないし、手間が掛かる部分があるとしたら、お皿に出すとか、牛乳や豆乳などをかけるとか、せいぜいそれぐらいだろう。

何よりグラノーラは、栄養バランスにおいては優れたものを持ってると思うし、ビタミンや食物繊維などの日頃不足しがちな栄養素がお手軽に摂れるというメリットがある。

時間がないときにもサッと食べられて、なおかつ栄養価も申し分なし。

グラノーラ以外にも、『オールインワン朝食』のカテゴリーに入ってくるような新感覚の朝食が、近い将来ますます広がりをみせるかもしれない。

パンでもご飯でも美味しく頂ければそれで良し!

ということで、「朝食はパンかご飯か?」をテーマにお届けしてきた。

両者それぞれにこだわりがあると思うし、どちらかを一方的に推すつもりもないけど、まあその時に自分が食べたいものを美味しく食べるのが、一番幸せだったりするのかも。

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