パン屋の陳列の方法が変化している理由は衛生面への配慮のため?

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日本全国には数多のスーパーが軒を並べていると思うが、最近のスーパーでは、店内でパンを焼いて販売するスタイルが定着してきている。

毎日店内で焼きあげたパンが並ぶベーカリーに、足しげく通っている人も多いだろう。

大抵のベーカリー系のパン屋さんでは、店内に入ると焼かれたパンがトレーなどに載せられてそのまま販売されている。

買いに来たお客さんは、入り口付近に置いてあるトレーとトングを持って店内を歩き回り、欲しいパンをトレーにひとつずつ取っていき、最後はお会計の為にレジに行くのが通例だ。

ちょっと前までの焼きたてパンコーナーはだいたいこの方式を取っているところが多かったように見受けられるが、近年は今までとは少し違った陳列方法で販売しているパン屋が登場してきているように思うのだ。

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最近のパン屋さんで増加しているディスプレイとは?

その陳列方法というのが、透明な扉、または引き戸の付いたケースに入れて陳列する方法。

買い物する方法は以前と同じ様に欲しいパンを選んで、パンを入れる専用のケースや袋に入れていく方式になるのだが、決定的な違いは、パンが外気から守られるように陳列されているということ。

このような陳列の方式を導入するベーカリーがここ最近増えつつあり、大手のスーパーなどでもこのディスプレイが展開されているところがあるようだ。

私も今住んでいる地域のちょっと大きめな駅のそばにあるパン屋で、このようなショーケース方式で販売しているのに気づいた。

たくさんの種類のパンがズラリと並んでいるけど、そこは一枚の引き戸で隔ててあり、ガラガラと扉を開けて買いたいパンをお客自身で取る。

そして、レジカウンターにてお会計という仕組みになっていた。

会計をしないで勝手に商品のパンを食べてしまうなんていう、分かりやすいマナー違反をする人はそう滅多にいないと思うが、近年は衛生面や食の安全に関して敏感になっている人が増えてきているから、そういったケースなどを利用してガードする方法をとるお店が出てきているのだろう。

これ以外にもセルフで商品を選び取る方式ではなく、ケーキ屋さんのようにショーケースに並んだ商品を選んで注文すると、お店の人が取ってくれるパン屋も増えてきているように思う。

確かに焼きたてパンをそのままむき出しで並べて販売しているパンは、ホコリの付着とかが気になったり不衛生に感じる人もいるだろうな。

私も近くのスーパーのパン屋で、割と大きめの虫が商品の近くをブンブンと飛んでいるのを偶然見かけてしまって、内心ゾッとしたことがある。

そのパン屋さんもやがて衛生面を気にするようになったのか、パンをひとつひとつ袋に入れて販売する形式に変わりつつある。いわゆる個包装ってやつかな。

小さい子どもとかは、悪気は無くても興味本位で商品にタッチしてしまう恐れもあるだろう。

近年さまざまな食中毒の問題が明るみに出ているので、食品を販売する側も衛生管理を徹底していかないと、信用問題に関わってしまう。

焼きたてをそのまま並べて販売する方式は、焼きたてならではの美味しさを演出できるし、お客の購買意欲を高めることができる一面もあるけど、この光景も時代の流れで少しずつ変わりつつあるのかもしれない。

…と、パン屋に行ったときにふと思った、ただのひとりごと。

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